待つしかない

投資資金をひと通り株に変えている。

先日書いたNANOを売ったりして調整し、今のポートフォーリオには一旦満足している。

ビジネスモデル、利益成長、株価の動きで満足が出来る株でポートフォーリオを作れたら、あとはそれが上がるのを待つしか、出来ることはない。

どんなに頑張っても手持ちの株の値段を上げることは出来ないし、望めば株価が上がるものでもない。

急な暴落などの不穏な動きがないかだけ注意して、新しい株に浮気したい気持ちを抑えつつ、1日せいぜい数%の利益を楽しみにただただ待つのがこれからの最重要ミッション。

ALRM伸び悩み

8月27日は市況が絶好調でDOWまで1%伸びる始末でしたが、私のポートフォーリオは0.4%と伸び悩み。

原因はALRMが3%下落したことです。

8月13日に買い、そこからしばらくは続伸してくれたのですが、この1週間くらいは少し調整に引っかかってもたついています。

とはいえ、出来高は大したことないので、あまり心配することなく様子を見たいと思います。

VEEV買い

8月24日、VEEVを買いました。

 

手持ちの株にヘルスケア株を加えたいと思っていて、VEEVはその候補としてウォッチしていた銘柄です。

先週の前半で既に高値をブレイクアウトしていたのですが、出来高が伴っていなかったので様子をうかがっていました。

すると、金曜日は開始直後から出来高を伴ってギャップアップしたため、急いで買うことにしました。

 

94ドル付近で買ったのですが、買った後も上昇の勢いは衰えず、終値は100円超えています。

 

今日の相場で反発が来るか、続伸するかが気になるところです。もし出来高伴って続伸がくれば、まだ大きな需要が残っているということなので、この先の期待大です。

 

MA(マスターカード)

今の持ち株の中ではマスターカードが一番保有期間が長いですし、含み益もぶっちぎりで多いです。

 

2016年4月、2017年5月、7月の3回に分けて買いました。

当時は、まだ今よりビジネスモデルとか割安度を見て株を買っていて、「ビジネスモデルがすごくいいし、PERも30くらいで手頃、ROEも高いから買おうかな」って感じでした。

チャートは全く見てなかったにも関わらず、運よく買ってからスルスルと上げてくれて、大きな値崩れもなく、売るタイミングがないまま今日まで来ています。

 

PERも上がってきていて、いつまでも今の調子で伸び続けるとも思えないのですが、市況が荒れているときでもあまり下落しないし、ポートフォーリオの安定に貢献してくれているので、できる限り保有を続けたい銘柄です。

なんと言ってもビジネスモデルがいい。

たくさんのお店で使えるクレジットカードだからこそたくさんの人が持つし、

たくさんの人が持っているクレジットカードだからこそたくさんのお店がそのカードを使わせるわけで、

いわゆる「正のフィードバック」が働くビジネスモデルなんですよね。

こういうビジネスモデルの業界では、新規参入の脅威は低く、寡占が進みがち。

加えて、手数料で稼いでるから収入も安定しているし、限界コストも低い。

 

長期投資の方が日々の売買が少なく済んで気が楽なので「第二のMA」を常に探しているのですが、こんな優れたビジネスモデルそうはないと思う(仮にあってもPERが超高く長期投資には向かない)ので、気長に探したいと思います。

NANOを売りました

NANOを売りました。

 

8月13日に出来高を伴って持ち合い圏を上放れたので、8月14日に約47ドルで買ったのですが、 D.A. DavidsonがNANO株の評価を引き下げたこともあり、8月16日に大きく下げたため、買ってからわずか2日後ですが売ることになりました。

ブレイクした後も値動きが冴えずその日の底値付近で引ける日が続いていたので、怪しいかなーと思っていましたが、ここまで早く売ることになるとは。

 

47ドルで買ったというのも少し遅すぎたかなという反省もあります。45ドル付近で買いたかった。そこは言っても詮無い話ではありますが。

 

売りの逆指値を入れていたため、下がる序盤の約44ドル程度で売れたのですが、僕がその日値動きを最初に確認した時点では既に42ドル付近まで下がっていたので、見てから売っていたのでは完全に遅れをとっていました。

 

毎回株を買うたびに逆指値の注文を入れるのは面倒ですけど、売りの逆指値の大事さを再確認しました。

モメンタム投資を選ぶ理由

僕は割安株投資ではなくモメンタム投資派です。

 

色々理由はありますが、その中でも一番の理由は、「モメンタム投資は、間違った投資と正しい投資の峻別可能だから。」です。

 

割安株投資は、ビジネスの価値に着目し、その価値に対して値段が安いから買うわけです。値動き自体には着目しません。

100ドルで買った株が50ドルまで下げても、「ビジネスの価値の過大評価していた。この投資は失敗だったから売って損切しよう」と考えるべきか、「値段が安くなったからより魅力的になった。買い増そう。」と考えるべきか、「100ドルで買った株が50ドルまで下げた」という事実からは、割安株投資の考え方では判断できません。自分のビジネスの価値を見る目を信じるかどうかにすべてが賭かっています。

 

仮に、10年間株価が下がり続けたとしても、市場がずっと間違っていて自分のビジネスを見る目が正しい可能性は捨てきれないので、いつまで経っても自分の投資が誤りだったのかは判断できません。

判断できないでいる間に、致命的な損失を被る可能性があります。

 

一方で、モメンタム投資はシンプルです。値段が下がったら「投資判断は間違いだった」とわかるので、傷が浅いうちに損切できます。

 

投資に限らずなんでもそうですが、上達するためには必ず失敗は付きもので、してしまった失敗から学んで再挑戦しながら成長していくことが必要です。

 

しかし、割安株投資は「失敗したかがわからない(=失敗から学べない)」「失敗したとわかったころには致命傷(再挑戦の機会が得難い)」という気がして、リスキーだと考えています。

 

だから、私は割安株投資ではなくモメンタム投資派なのです。

 

 

自分の収益源を持とうと、外国株を中心(日本株は会社の規定上できないので)に株をやっているんですが、なかなか難しいです。

基本的には、ビジネスモデルが優れていて、利益・売上が成長している会社に投資したいと考えているのですが、その際

・ビジネスモデル重視で、多少の含み損が出ても持ち続けるべきか

・テクニカルの要素を重視し、一定程度の含み損が出た時点で必ず損切することにするか

がとても悩みどころです。

 

今は、よりリスクの少ない後者のアプローチをとっているのですが、そのせいで、少しの調整で振り落とされ、その後の大きな株価の伸びを逃すことが多いので、少し方針の調整が必要ではないかと考えているところです。

買うタイミングが悪いのかもしれませんが笑

 

とはいえ、今ビジネスモデルの分析をそれほど精緻にできているわけではないので、前者の手法をとるのはリスクが高すぎる気がします。

前者のアプローチを磨くために、ビジネスモデルの分析力と、英語力(外国企業のHP読めなきゃいけないので)が目下の課題ですね。どちらもそう簡単に上がるものでもないし、困った。。。